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むこログ-Vol.66-「なんちゃって運動を減らそう」

リハトレデイサービス武庫川ブログ-Vol.66-

うだるような暑さが続き、空梅雨のような日々が続くリハトレ武庫川周辺ですが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか?蝉の鳴き声も聞こえてきて、梅雨よりも夏を感じてしまいます。

蝉も35度以上だとあまり鳴かなくなるようですから、暑さの指数として「あっ、静かになった」は1つ熱中症注意の目安かもしれません。本日も利用者の皆様にも熱中症の注意をお話ししましたが、徐々に脱水していくことや、気温が少し下がっても湿度が高いときも危険というお話もしました。

さて、今回のお話は「なんちゃって運動を減らそう!」です。利用者の皆さまや、スタッフもそうですが全体体操での椅子体操での効果に懐疑的な方は結構いらっしゃるのではないでしょうか?椅子に座っての運動なんて、大したことない、出来ない人がすることだ。そんな方や、マシントレーニングのほうが効果的だ。という方も多いです。私的にお答えするのであれば、どれも「やり方、取り組み方の問題」です。マシントレーニングも、ただやっているだけになっていたらいいですが、もしかしたら悪くするように運動している場合もあります。失禁対策をしていたつもりが悪化していっている。効果がない、ではなく失禁対策のトレーニングで悪化させているということも実際あるケースです。適切な負荷、回数、静止姿勢、動作姿勢が必要です。トレーニング知識を持った方はいらっしゃいますか?先日、セミナーをうけさせて頂いた先生のデイサービスでは「健康運動指導士、健康運動実践指導者」のスタッフを多くいれて運動させて、機能訓練はやっとできてくるか?というリアルな指導の難しさを聞きました。「どこの筋肉に、どのように負荷をかけているか」を明確に、そして確認して行うことが大事です。私も6月より「ふくらはぎ」のトレーニングをしっかりして頂いております。つま先をつけて踵をあげるトレーニングですね。立って行うとカーフレイズというトレーニングになります。座って行うと膝屈曲位にて行われるので、「ヒラメ筋」という奥側の筋肉が優位に働きます。しかしながら注意しないといけないのは「座って行うと股関節屈曲によって踵を上げることが出来る」ということです。こうなればふくらはぎの筋肉はほぼ動かないです。腰部への負荷も出るかもしれません。「ふとももをあげて」「かかとをあげて」「こんな感じに」などと声掛けすると、股関節を使っていきやすいかもしれません。「ふくらはぎの筋肉をつかって、床をつま先で押していきましょう」ではないでしょうか?すこし意識しやすそうに思いませんか?私も、気を付けて指導し、さらに膝上に手を乗せ体重をかけて行い意識してやってもらっております。オーバーなまでに、力をかけて見本をさせて頂いているので、かなり疲れますし、一ヶ月半ほどさせて頂いた結果「ふくらはぎが1.5cmほど太くなりました」ということで、本当に毎日やれば馬鹿にならないなと感じている昨今であります。皆さんも、普段の運動や、指導の仕方、意味あるのかな?と見直してみてください。

リハトレ🍀豆知識

「エアコンのドライの設定温度の意味は?」

先日、お話ししていたら知らない方が多かったのでちょっと小耳にいれていただければと思います。ドライの設定に温度があるタイプのエアコンでは設定温度まで下がると、だいたい「運転がとまります!」それ以上、温度をさげてはいけないというのが優先されるからだそうです。冷房は設定温度に近づくと緩まりますが、ドライは止まることが多いそうです。この時期だと、どっちをつけようかと思う方も多いかと思います。湿度が高いと不快指数も高いですし、止まってほしくないときは「ドライではなく冷房」もしくは設定温度を下げてみてはいかがでしょうか?