むこログ-Vol.8-「マシン紹介2」
リハトレ武庫川ブログ-Vol.8-
ゴールデンウィークあけましたね、こんにちは。雨に晴れ、寒に暖と安定しない天候でありますが、体調は崩していませんか?送迎中、あの花なんやったっけ?あれあれ!と言う話をよくします。花の咲く季節となり、気分もよいですが、あの花はなんだったか?とあとで調べないと…となる昨今でもあります。最近は、あれはツツジ?サツキ?シャクナゲ?です。皆さんは、それぞれの花の違いがわかりますか?咲く時期、花の大きさ、花の付き方が違うそうです。ちなみに漢字で書くと、躑躅、皐月、石楠花となるそうで、難読漢字としてクイズを出したりしました。書く我々もトレーニングになりますね…。来年の今頃はきっと同じ話になるかなと思いますが、書けるのでしょうか…。
さて、今回はVol.5に続きマシン紹介をしたいと思います。
レッグエクステンション
太ももの前側、膝を伸ばす筋肉を鍛えるマシンでよく見るマシンかと思います。膝の疾患を抱えている利用者さまは多いですので、使用時には注意して行う必要があるマシンです。動かしやすいマシンであるので、ついつい頑張ってしまいやすいマシンになりますが、動きに代償がでて、上手に動かすのは実は難しいマシンです。筋肉が緊張しやすい方には、適度に力をいれる練習、戻すときには力を抜く練習をしっかりとして頂いております。また、人工関節になっている方の多くは、健側が上手く動いていないことが多いので、人工関節側は可動域をあげるための運動、健側は運動学習をして頂くなど、左右別々にアプローチをさせて頂いております。
アダクション
太ももの内側、足(股関節)を閉じる筋肉を鍛えるマシンです。股関節は硬くなりやすく、内側のももが硬くなっている方も多く、スムーズに使えなくなっています。足が広がっていくのでストレッチ効果もありますし、しっかりと閉じ続けると骨盤底筋群も鍛えられ、尿失禁などの予防効果もあります。
むこログ🍀豆知識
「良い方は悪い方?」
マシンのほうにも書きましたが、膝関節の人工関節の利用者さまが多くいらしています。膝のリハビリをしようとレッグエクステンションを頑張ろうという方がいらっしゃいますが、先に欲しいのはその太ももの柔軟性です。硬くなっている筋肉をストレッチして柔らかくして、そして使っていくことで弾力性を持たせることが大事になります。また、どうして膝が悪くなったのかを知るのも大事です。反対側は大丈夫というときの多くは、元気な反対側が上手く使えていないために、患側が頑張っており痛めてしまったというパターンです。筋力をみると、悪い方のほうが筋肉がしっかりしている場合があります。しっかり使えて、しっかり使ったから擦り減ってしまった。休めなかったという原因も考えられます。なので、しっかりと使えていない実は元気でない反対側のトレーニングも必要であったりします。痛いなーと思ったら、その反対側、ちゃんと使えていますか?とチェックしましょう!